糖尿病の診断
糖尿病の診断には、高血糖状態が長期間にわたり続いていることを検査により確認することが不可欠です。
空腹時の血糖値の正常値は70〜110mg/dLといわれていますが、糖尿病の診断には空腹時の血糖値が126mg/dL以上、随時血糖値が200mg/dL以上、さらに糖尿病によくみられる症状(口渇、多飲、多尿、など)の存在や、HbA1c(ヘモグロビンA1c)が6.5%以上、糖尿病性網膜症の確定診断などの条件が当てはまれば糖尿病と診断されます。
また糖尿病と診断された場合、糖尿病の経過観察にも検査が必要です。
検査案内
当院では院内の検査システムにより、血糖、HbA1c、尿検査、眼底など糖尿病の診断や経過観察に役立つ検査を行い、検査結果をその日の診療に活かす「リアルタイム診療」を実施しています。
現在の患者さんの状態を的確に把握でき、迅速な診断を行えるとともに、その場で最適な治療法を選択することが可能です。
その他、腎機能、肝機能、高脂血症や痛風の検査、心電図やレントゲン、エコーなどの検査も行っております。堺市の「すこやか健診」の受診も可能です。
管理栄養士
臨床検査技師 木下 恵里
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